更年期障害でのほてり(ホットフラッシュ)の対処法!!
ホットフラッシュは、女性ホルモンの分泌が急激に減少して、バランスが崩れることが原因と言われています。
女性ホルモンは、卵巣から分泌されていますが、その卵巣に指令を出しているのは脳です。
脳の中の視床下部と下垂体で指令を出します。更年期になると、脳が頑張って指令を出しても、卵巣からホルモンが分泌されなくなり、脳は混乱します。
視床下部には、自律神経(血管、血圧、心拍、皮膚、発汗、体温などの血管運動神経)をコントロールする働きもあるので、ホルモンバランスが乱れると、自律神経も崩れてしまうのです。
特に、エストロゲンが最もよく作用するのは、子宮の中と乳房ですが、皮膚、粘膜、血管、腸壁、筋肉、関節、骨、脳でも働いています。
女性ホルモンは全身に影響し更年期以降一気に老化がすすみ、エストロゲンが減少するため身体の不調が出てきます。
ホットフラッシュは、運動や食事などのセルフケアを行うことが大切です。
ホットフラッシュでは特に、有酸素運動で血管運動神経系のバランスを整え、ストレス解消することが効果的です。軽く汗をかける程度の呼吸法、ランニング(ウォーキングでも可)、水泳、ヨガ(ホットヨガならなおよし)などは、初心者でもできる事で十分に効果的です。
のぼせ、ほてりのある人は、上半身に熱がこもり、下半身の末端血流が低下し、冷えが進みやすいタイプです。下半身の血流アップのために、足浴や半身浴はおすすめ。特にお腹を温めるのが大切です。
腹巻をしたりお腹にカイロを貼るようにして下さい。
上半身がほてる人は、下半身の足がむくみ、足がつりやすくなります。足首を温めることで予防しましょう。足首を温めると、末端血流を上げることができます。足指に汗をかくとかえって冷えるので、寝ているときの靴下はNGです。
後、足指運動なども効果的です(足の指でグーチョキパーをする)
食事では、大豆イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きがあるため、豆腐や納豆などの大豆製品を積極的に摂るようにするといいでしょう。
大豆食品に含まれるイソフラボンは、腸内で「アグリコン」という形に分解され、体内へと吸収されます。この「イソフラボンアグリコン」こそが、減っていく女性ホルモンに代わって働いてくれる成分です。
なので積極的にとるようにして下さい!
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